ミスチル紅白出場は父の死がきっかけか――
今日、新聞を見ていて週刊誌の見出しに驚いた。
女性誌2誌が、桜井さんの父が今年、
急逝したことを伝えていた。
両方の記事を読むと、
紅白が大好きだった父のために、
15年間断り続けてきた紅白出場を決めたのではないか、
ということと、
父の死の悲しみを紛らわすために、
わざと仕事を増やして忙しくしていたのではないか、
という憶測記事が掲載されていた。
「花の匂い」をはじめて聴いた時、
なんて死の香りが漂う曲なんだろうかと思った。
そしてなぜ、花というは、
こんなにも死と結びつくのだろうかと思った。
「花」といえばシングル「花〜memento mori」を思い起こすと思うが、
このmemento mori=メメント・モリは、
私の大好きな写真・作家の藤原新也さんのフォトエッセイ、
「メメント・モリ〜死を想え〜」を見て、
桜井さんがつけたものだ。
アルバム「HOME」のインタビュー記事などで、
記憶は不確かなんだけど、
父のことを思うみたいなことを、
言っていたような気がする。
ミスチル公式ページを見て驚くが、
雑誌、テレビ、ラジオとも、
メンバーは11〜12月は睡眠時間がないんじゃないかと思えるほど、
出まくり状態で、
ちょっと“異常”な感じがしていた。
いくらなんでもこれはちょっと・・・。
そこんところに持ってきて、
「もしも」コメントの会報誌が届いたもんだから、
解散か休止もありうるなんて憶測も、
信憑性を帯びてしまう結果となった。
そんなタイミングに合わせるかのような、
この一部週刊誌による報道。
桜井さんにとって、
かけがえのない存在であったであろう父の死が、
こうした活動の何かに影響を与えていることは、
間違いなさそうではある。
私が心配しているのは殺人的スケジュールによって、
かつて小脳梗塞を起こした時のように、
桜井さん自身が、突然の病気になってしまわないかということ。
あの時も、異常にメディア出まくりで心配していた矢先だった。
来年にはツアーも控えている。
数も多い。
アクセルを踏み続けるだけでなく、
たまにはエンジンを止めて、
休むことも必要だと思う。
最近の生き急ぐような活動ぶりに、
大ファンとしては危惧を抱かざるを得ない。
体を大事にしてほしい。
そして音楽を続けてほしいと、心から思っている。
※桜井さんのお父さんの死の、ご冥福をお祈りします。
・ミスチル活動休止説の信憑性
メメント・モリ〜死を想え〜
https://www.kasako.com/mementofoto.html
ミスチルの歴史
https://www.kasako.com/mr.files/mrhis.html